3大保湿因子であるセラミドの効果とは

3大保湿因子であるセラミドの効果とは

セラミドは、その優れた保湿効果により、とても人気のある化粧品成分となっています。敏感肌だけでなく、乾燥性敏感肌にも良いとされていて、肌トラブルの多い肌質の人から圧倒的な支持を受けています。セラミドとは3大保湿因子の1つで、自分自身の肌細胞で生み出されます。肌の一番外側の表皮にある角質層に存在する成分です。

角質層は、角質細胞がミルフィーユのように何層にも重なってできており、それらの隙間を埋め、つなぎとめている物質(細胞間脂質)の主成分が「セラミド」です。細胞間脂質のうち、約半分もの割合を占めている重要な成分です。性質は脂質ですが、水分をしっかりと抱え込むため、肌表面からの蒸発を防ぎ、潤いのあるみずみずしい肌を作ります。潤いが保たれていると、紫外線やアレルゲンなどの外部刺激から肌を守ることもできます。

この働きがセラミドの最も大きな効果で、外部刺激から肌を守る働きこそ肌バリアの力なので、肌に潤いを与え、肌バリアを強化することで、肌荒れを起こしにくい肌へと導いてくれます。セラミドの効果を得るには、毎日のスキンケアで補うことが大切です。年齢を重ねるほどに不足していき、50代では20代の約半分になるといわれています。細胞間脂質が不足すると、スカスカのカサカサ素肌になってしまい、乾燥しやすく肌老化の現れやすい肌になってしまいます。

不足しがちのため、化粧水や乳液、クリームなどで外部から補充してあげることが大切です。

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